トレチノイン・ハイドロキノン
トレチノイン・ハイドロキノン
にきび
使い方を誤ると逆効果になりますのでご注意ください。
トレチノインとは?
ビタミンA誘導体の一種で肌のターンオーバーを強制的に行わせる外用薬です。
トレチノインはその反応において炎症・皮剥けが起こります。このときハイドロキノンや日焼け止めを使用しなかった場合、
炎症性色素沈着を生じてしまい、使用前より肌が汚くなることも起こりえます。
血液中に微量のビタミンAが流れているためアレルギー反応を起こすことはありません。
ハイドロキノンとは?
皮膚のターンオーバーの際に新しいメラニン色素を作らせない効果があります。
単体では浸透性が弱く、肌のターンオーバーが終わるまで長時間塗り続ける必要がありますが、
薬剤浸透性向上とターンオーバー促進作用があるトレチノインと組み合わせることでシミや色素沈着に大きな効果があります。
ハイドロキノンは接触刺激性があり、4%を超える濃度では効果に対して刺激性が大きくなりすぎるという研究結果があります。
あまりに高濃度すぎるものや塗りすぎには注意しましょう。
トレチノインにて肌のターンオーバーを促進→ハイドロキノンにてメラニン色素の生成を阻止
これが基本的な方法です。
トレチノインの濃度は大体0.01〜0,1%で濃度が高いほど効果があります。
トレチノインを塗った患部は肌が赤くなり肌が剥け、紫外線に弱い状態となるため
朝使用する場合は日焼け止めを塗ってください。塗らない場合紫外線によるシミが考えられます。
トレチノインの使用方法
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